グレーとライフ

池袋ミステリータウン 闇バイトに潜入せよ(感想)

2025.01.02

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この記事で分かること

  • 東京でおすすめの脱出ゲームを知ることができる

池袋ミステリータウンの周遊系謎解きは、街全体がゲームの舞台となり、散策しながら謎を解いていく体験型の謎解きゲームです。周遊系謎解きでは、地域の魅力を発見しつつ、没入感たっぷりのストーリーを楽しむことができます。この記事では、特におすすめの謎解き「闇バイトに潜入せよ」を体験した感想をまとめました。

目次

周遊系謎解きとは?

周遊系謎解きは、特定のエリアや街を歩きながら、謎解きやミッションをクリアしていく体験型ゲームです。 観光地や商業施設、イベント会場を舞台に行われることが多く、ゲームを進めながらその地域の魅力を再発見する楽しさがあります。 地図やガイドブック、QR コードなどを活用し、実際の風景や建物をヒントに謎を解いていくスタイルが特徴です。

老若男女問わず楽しめる遊びだと思いますが、下記に当てはまる方に特に周遊系の謎解きはおすすめです。

  • 謎解きやパズルが好きな人
  • 旅行や普段の街歩きに新鮮な視点を加え、遊びを充実させたい人
  • 自然や街並みを満喫したいアウトドア派の人
  • 地域の歴史や文化に触れ、学びながら遊びたい人

池袋ミステリータウンとは?

「池袋ミステリータウン」は、『池袋を「ミステリーの聖地」に!』をコンセプトに、池袋の各所に謎を仕掛ける産官学連携のまちづくりプロジェクトです。

池袋が位置する豊島区は江戸川乱歩の邸宅があったり、区内を舞台にしたミステリー作品が多数あるなど、ミステリーに縁の深い場所です。江戸川乱歩の作家デビュー 100 周年を機に 2023 年から池袋の町全体での共同プロジェクトが始まったそうです。

謎解きのコンテンツ制作クリエイターをはじめ、豊島区や、大正大学、WACCA 池袋などの商業施設、サンシャインシティプリンスホテルなどの宿泊施設などなど、多種多様な企業や団体が垣根を越えて謎解き制作に取り組んでいるため、様々な分野のミステリー作品とのコラボも展開されている点も大きな特徴です。

周遊系謎解きの概要

今回は謎解きミステリー「闇バイトに潜入せよ」を実施しました。 池袋の街を歩いて謎を解いたり、実際にアルバイトのフード配達員に扮して闇バイトをするストーリーです。

  • 難易度:★★★☆☆
  • 時間:120 分~ 180 分(制限時間はなし)
  • 参加人数:1 人~
  • 予約:事前予約可能、空きがあれば当日の購入も可能
  • 料金:2,500 円/人(当日の購入は 2,700 円)
  • 準備:ネット接続可能なスマートフォン(LINE アプリが必要)、イヤホンが必要
  • おすすめポイント:実際に闇バイトをしているかのような没入感を味わうことができる

「池袋ミステリータウン」の謎は、謎によって受付場所等が異なりますが、今回の実施施設は WACCA 池袋の『 Cafe DEAD DROP 』という場所で行いました。

周遊系謎解きの感想

「闇バイトに潜入せよ」の最もおすすめなポイントは、他の周遊型謎解きでは感じられない没入感を感じることができるところです。

冒頭にも記述しましたが、池袋の街全体がアトラクションのようになっているので、謎が施設全体に溶け込んでいる印象がありました。

一般的な周遊型謎解きでは、その謎解きのために用意した看板や金庫などが用意されていることが多く、どうしても非現実感を感じてしまう場合があります。

しかし本謎解きでは、例えば施設内のロッカーや、パンフレットなど、本当に一般のお客さんが利用するような施設内にあるものを使用して謎解きをする場面が多いので、あたかも現実に実際に起こっているかのような感覚で謎を解き進めることができます。 「え、本当にこんなことしていいの?」と感じる場面が何度かありました(笑) (※上記はあくまで例であり、ネタバレではないのでご安心ください。)

謎解きの前半はアルバイトの採用テストで池袋の街を練り歩きます。指示は音声で行うので、イヤホンがないと聞き取りづらくスムーズに謎解きが進められないと思います。

採用試験に合格したら後半は WACCA 池袋という施設内で、実際に闇バイトを行います。 フード配達員に扮して荷物を運ぶ際には、実際に街でよく見かけるあの大きなカバンを背負って運ぶなど、若干の恥ずかしさとスリルを感じることができました。

ここまで本格的にストーリーに入り込める謎解きは初めてでした。 フィクションとは分かっていつつ、実際に闇バイト中はドキドキしながらブツを運んでいました…笑

ネタバレにつながるので詳細に記載できませんが、闇バイト実施以降も最後までスリル満点で総じて大満足でした。

まとめ

本謎解きは前半は池袋の街を歩き謎を解いていき、後半は施設内で謎を解きます。私は雨の日に実施したので、前半の外での謎解きは少し苦労しました。なるべく天気のいい日を選んで実施することをおすすめします。

時間は、開始から終了まではお昼ご飯の休憩も含めて 4 時間程度だったので、公式の所要時間 2 ~ 3 時間が妥当な時間だと感じました。

人数は、 1 人から実施可能ですが、荷物を背負って運ぶというようなイベントもあるので、複数人で実施する方が楽しむことができると思います。

多くの周遊系謎解きでは、参加人数が多いと謎を解く場所に人が集まっていて推測できてしまうのですが、こちらは人数を制限しているからか、回りに同じ謎解きをしている人が少なく、ネタバレ等なく楽しむことができました。

池袋ミステリータウンでは今回ご紹介する周遊系謎解き以外にも、カフェで解く謎解き、ホテルで解く宿泊型の謎解きなど、謎解きの種類が多いため、きっとお気に入りの謎を見つけることが出来ると思います。

謎解き初心者から上級者まで幅広い層が楽しめる難易度であり、1 人でも複数人でも楽しむことができる謎が用意されているため、謎解きに興味がある方はぜひ訪れてみてください。

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グレさん

20代のOL。出かける日には基本的に雨が降る。

私は引っ込み思案な性格なのですが、前々からブログを書くことに興味があったため勢い任せに初めてみました。あなたのお役に立てたら嬉しいです。